運動不足を解消しよう
エクササイズ&ストレッチで、毎日元気に過ごそう!
毎日の疲れや痛みの軽減、体力増強にも効果的な、簡単エクササイズ&ストレッチをご紹介。
仕事や家事などのちょっとした空き時間に取り入れて、健康な体を作りましょう。
ウォーキングで、無理なく、しっかりカロリー消費。

ダイエットのためにと、急にマラソンや水泳などのカロリー消費の高い激しいエクササイズを始めると、すぐに疲れてしまって思ったように運動できないことがよくあります。筋肉痛になり、そのまま続かなかった方も多いのではないでしょうか。
そんな、普段あまり運動をしていない方でも始めやすく、しかも長続きしやすいのがウォーキングです。無理なく自分にあったスピードで、長い時間歩けば、しっかりとカロリーを消費できます。慣れてきたら少し速度を上げて、速足で歩けばさらに効果的。トータルすると、水泳よりも多くのカロリーを消費できることもあります。
体力・体調・年齢に合わせて調節できるウォーキングは、ケガの心配も少ないので、健康な体作りにはピッタリな運動です。
1日にどれくらいカロリーを消費すればいいの?
男性 | 200~300キロカロリー |
---|---|
女性 | 100~200キロカロリー |
※厚生労働省が示す、健康的であるために日常生活以外で必要なカロリー消費量
※肉体労働をしている人は、もっと軽い運動でOK!
1日にどれくらいウォーキングすればいいの?
歩き方 | 1分間の消費カロリー | 300キロカロリー消費するために 必要なウォーキング時間 |
---|---|---|
散歩(毎分60m) | 約3キロカロリー | 約100分 |
歩き(毎分75m) | 約3.3キロカロリー | 約90分 |
早歩き(毎分100m) | 約4.1キロカロリー | 約70分 |
スキマ時間にためしてみよう、肩こり軽減・解消ストレッチ。
長時間のデスクワークや長距離の運転など、同じ姿勢を続けていた時に、気づくと肩がこっていた経験はありませんか。それは、長時間同じ筋肉ばかり使っていたことで、気付かないうちに、そこに疲労が溜まっているからです。特に、姿勢の悪い人やパソコンを使う時に首が前に出る人は、肩周辺の筋肉にかなりの負担をかけています。
そんな肩こりに悩んでいる人におすすめしたいのが、ちょっとした時間にもできる肩こり軽減・解消ストレッチ。肩まわりの筋肉をほぐすことで、肩も、気分も、すっきりできます。毎日ちょっとずつ続ければ、慢性的な肩こりにも効果的です。
- ①首を左右交互に、ゆっくり倒します。
- ②首を前後交互に、ゆっくり倒します。
- ③最後に、首を時計回りに、大きくゆっくり回します。
- 反時計回りも行いましょう。
【STEP1】
- ①左腕を伸ばして、胸の前に。
- ②次に、右腕を左腕の外側からクロスさせ、左腕を胸の方へと引きよせます。
- ③左腕と右腕、両方行ってください。
【STEP2】
- ①肘を曲げた状態で左腕を上に。
- ②右手で左肘をつかみ、そのまま肘を頭に寄せるように引っ張ります。
- ③左腕と右腕、両方行ってください。
座ったままでできる、腰痛軽減ストレッチ
腰痛は、家事などで無理な姿勢を続けたり、仕事やスポーツで同じ動きを何度も繰り返したりして、一部の筋肉に負担をかけ続けることで起こります。
ダメージを受けた筋肉が血管を圧迫し、血液の流れが悪くなることで、細胞に必要な酸素が血流に乗って届かなくなります。その状態が続くと細胞の働きが悪くなり、だんだん老廃物が溜まっていきます。すると、筋肉の中に緊張帯と呼ばれる硬いしこりのようなものが発生し、痛みを引き起こす原因になるのです。腰まわりは特にダメージを受けやすく、緊張帯ができやすくなっています。
そんな腰の痛みに悩む方におすすめする腰痛軽減ストレッチ。デスクに座りながらや家事が一息ついた時でも、イスさえあればすぐにできます。
腰痛の原因

- ①イスに浅く座り、片膝を伸ばします。
- ②伸ばした側の足に両手を沿わせ、ゆっくりと上体を前に倒します。
- ③フトモモの裏の筋肉を伸ばし、痛みを感じる直前のところで30秒止めます。
- ※反対側の足も同様にストレッチしてください。
- ①イスに座り、両足を腰の幅に広げます。
- ②上体を右にひねり、左手で右フトモモの外側をつかみます。
- ③その状態で、さらに体を右にひねります。(足が内側に入らないように注意!)
- 左側の腰周りの筋肉が伸びていると感じたら30秒止めます。
- ※反対側の腰も同様にストレッチしてください。