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ストレスフリーで楽しい日々を

心と体に目を向けて、ストレスに気づこう!

うつ病や不眠症など、ストレスが引き起こす病気は、自分でも気づきにくいもの。
しっかり理解することから始めて、ストレスを溜めない生活を送りましょう。

うつ病の、初期サインを見逃さないように。

「うつ病」は、過剰なストレスや体の変化が大きな原因。それによって、脳内で気分を調整しているセロトニンやノルアドレナリンといった物質のバランスが崩れ、発症します。

「何もやる気がおきない」「人と話せなくなる」「死にたくなる」などは、うつ病が進むと現れる重い症状です。重いうつ病にならないためには、初期サインに気づくことが大切。

例えば、「食欲の低下」「全身のだるさ」「不眠」「肩こりや腰痛が治らない」など。このような症状が、実はうつ病の初期サインだったというのは、よくあることです。自分ではなかなか気づけず、身近な人も発見しづらいため、そのまま放置されてしまい症状が悪化してしまうことが多いのです。
心と体の変化に目を向け、「最近おかしいな」と思ったら、早めに医師に相談しましょう。

うつ病の初期サインに気をつけよう!
  • ・楽しみにしていたテレビや趣味などに、興味がなくなった。
  • ・仕事や学校に行くのがおっくうになった。
  • ・寝ようとしているのに、なかなか眠れなくなった。
  • ・夜中に何度も目が覚めたり、早い時間に目が覚めたりするようになった。
  • ・「自分はだめな人間なんだ」と思うようになった。

ここちよい睡眠がとれない。それは不眠症かも。

5人に1人が、睡眠に関する悩みを抱えていると言われるほど、不眠症の増加は深刻です。一睡もできないのが不眠症と思いがちですが、「夜寝つきが悪い」「寝ている途中に起きてしまう」「朝早くに目が覚める」「眠った感じがしない」なども不眠症の症状。そのせいで、日中に眠くなったり、注意力が散漫したり、疲れやさまざまな体調不良を引き起こす原因になっています。不眠症はれっきとした病気です。予防するためには、睡眠のリズムを乱さないことが大切。毎日、決まった時間に寝て、決まった時間に起きられるよう、心がけましょう。

もし、「不眠症かな」と感じることがあれば、病院で診察し、治療を受けることをおすすめします。

腹式呼吸で、ストレスを和らげよう。

ストレスは放っておくと、神経失調、心身症など、仕事や日常生活に支障をきたす心身の病気を引き起こす原因になります。スポーツをしたり、ゆっくり休日を過ごしたりするなど、ストレスを発散する方法はいろいろありますが、簡単にできるのは腹式呼吸です。

実は、ストレスを抱えている人は呼吸が浅くなりがち。呼吸が浅いと、脳を含めた体全体へ、十分な酸素が行き渡らなくなり、リラックスした状態になりにくくなります。腹式呼吸で、深く、ゆっくりと息を吸い込めば、全身に新鮮な酸素が行き渡り、リフレッシュすることができます。医学的にも効果が認められていて、脳に新鮮な酸素を届けることで、自律神経の働きが活発になり、ストレスを癒すセロトニンというホルモンが分泌されることがわかっています。
手軽で、毎日続けられる腹式呼吸。心の健康のために、ぜひ試してみてください。

腹式呼吸のやり方
  • ①お腹で呼吸することを意識するために、両手をお腹(ヘソの下あたり)にあてます。
  • ②お腹がふくらむように、鼻から5秒かけてゆっくり息を吸います。
  • ③徐々にお腹がへこんでいくように、口から10秒かけてゆっくり息をはきます。
  • ※5回くらい繰り返すと効果的です。